[本] 『「世界征服」は可能か? (ちくまプリマー新書)

たとえ悪による世界征服であっても、
組織の人材論(幹部、後継者)と
持続可能性(資金、マネジメント)は
つきまとってしまうというジレンマ。
その問題点を提起した上で、
支配者のタイプ分けと世界制服を達成するための手順が
丁寧に書かれている。
タイプ分けってのは氏の得意とするところなので面白い。

ただ、そこで終わってれば面白かったのに、何を思ったか、
そこから社会格差とかについて語り始めたところはとても浅い感じがしたなあ。