Archive of posts from 2007-3

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[本] 『潔く柔く 4 (マーガレットコミックス)』

1巻から4巻まで。裏ではつながってはいるものの、話がコロコロ変わるのがイライラする(また登場人物の名前を覚えないといけないから)。でもまー、こうやってちょっとずつ変えていかないと、一本筋の通ったストーリーを考えるのは大変だものね。うまくやったなーという印象。

→wikipedia:潔く柔く

モチーフとしての高校生

この作品だけじゃないけども、高校生の話が面白くない。そういう作品が多すぎ。等身大の私(学生にとって)とあの頃できなかった青春(大人にとって)な目線ですかね。あたりさわりのないテーマですよね。

漫画に限らず、お笑いだってそう。すぐ学校ネタをやりたがる。あれが本当にイヤ。誰もが経験する共通体験として「語りやすさ」があるんだろうけど、もう飽きちゃったよ。

もうすぐGoFの3人がパターン化すると思う。

[本] 『プロレス狂の詩 夕焼地獄流離篇』

真樹日佐夫さんと三池崇史さんの対談だけ読んだ。

大山”ゴッド”倍達の「ダメ」には笑ったなあ。

[映画] 『ホステル コレクターズ・エディション 無修正版 [DVD]』

話が直線的なのでそんなに楽しめない。
拷問モノなので楽しいわけはないんだけども。

こういうのって苦手なんだけど、血はまだ大丈夫。
だけど、液体はイヤだなあ。ゲロ吐きそうになった。

タランティーノっぽいといえば、
ホステルのロビーで流れるTVには『パルプフィクション』。
あと、ヤクザ?役に三池崇史。
日本人女性の日本語に日本語のメール。
ぜんぶ意味はないんですけども。

[映画] 『ドッジボール<特別編> [DVD]』

ボンクラ映画かと思ったら、小学生脳で考えた映画だった。ウンコって言ったら爆笑、みたいな。浅すぎる。

そもそも、何そのドッジボールのルール

[映画] 『ハチミツとクローバー [DVD]』

はぐちゃんの存在自体があり得ないので、原作どおりにやろうとすると破綻することは最初から目に見えているんだけども、それでも蒼井優は頑張ってたなあ。でも、それだけだ。あとは無理だわ。話もキャストも何もかも。つーか、加瀬亮はないわ。一体、何歳なんだよ。

[本] 『hon-nin vol.01』

最近は吉田豪が神に思えてきてるわけですが、神のしょこたんへのインタビューを読むためだけに購入。しょこたんの暗黒史みたいなのが語られています。重い。

[本] 『人間コク宝』

圧巻としか言いようがない。魂を揺さぶるようなパワー。吉田豪すごすぎる。敬服した!

そして、ことあるごとに真樹日佐夫さんや勝新太郎さんが出てきて、泣きそうになりました(こわくて)。

[映画] 『仮面ライダー THE FIRST [DVD]』

仮面ライダーへの愛が感じられない。まあ、電車に乗るよりはマシだけど。これが三池崇史だったらなぁ……(妄想)。

[映画] 『フィスト・オブ・レジェンド 精武英雄 [DVD]』

ああ、リー師父の蹴りはなんて素晴らしいんだろう。鳥肌が立つね。
倉田師父のジェダイマスター風な教えもステキだ。
そんでもってビリー・チョウ師父こえええええええええええええええええ。
濃厚なクンフーアクションが楽しめる作品。おなかいっぱい過ぎる。

ストーリー的には「SPLIRT」の続きになっているので、
これまた楽しめる。

[映画] 『BLOOD THE LAST VAMPIRE [DVD]』

画はキレイだけどそれだけかなあ。いちいち画を見せたがるのがイヤだった。

[映画] 『レディ・イン・ザ・ウォーター 特別版 [DVD]』

あーこれは好きだわ。”ストーリー”を考えるな!感じろ!というボンクラ映画。パッケージからこの内容が判断できないのがダメな点だね(だもんでしばらくスルーしてた)。

世界(これから統一される)と社会(現場となるアパート)と個人(俺は平凡な人間)とがうまく描かれてあるのが好印象。謎解き要素が陳腐といえば陳腐なんだけど、ゲーム的だと思えば割りと楽しめる。では映画である必要があるのかというと、別に映画じゃなくてもいいなーという感じではある。

[映画] 『日本沈没 [DVD]』

あんまり重要ではないところに時間を割いていたり、そのせいで無駄に長いし、終盤は展開が微妙だし(なぜ自衛隊のヘリに乗っているのかとか)、全体的に上から目線でしか事象を扱えてないところなんかは不満ありまくりんぐなんだけど、それを差し引いてもスゲエ作品。

まず登場人物の設定と役者がすごい。というか、藤岡弘、がすごい。「あなたは結婚するの?」「するさ」「なぜ?」「子供を作るためさ」「……抱いて!」えーーーー!みたいな。なにそれ。謎の老人は本当に謎だったなあ。なんだぁあれ。

日本沈没の危機により国民が国外へ移住しなければならないという問題提起によって、

  1. 国家と民族の有体を問い直す
  2. その実行計画をどうするか
    という興味深い点を描いていたのは良かったなあ。描ききれてないけど、描こうとしたのは良かった。

特典映像に小松左京さんと竹内均さんの対談が。内容は面白いんだけど(『Newton』誕生の話とか)、竹内均さんの軽快なトークをさえぎってまで滑舌の悪い小松左京がしゃべりだすのがいちいちイライラした。

あーあとあと、昔の作品を見てるといつも思うんだけど、タバコよく吸ってるよね、みんな。

[映画] 『ゆれる [DVD]』

これは良作。すばらしい。

吊橋の上で起きたある事件について、観客は何も教えてもらえない。事実と真実とが交錯して、こっちまで何が正しいのか分からなくなってくる。登場人物が理由として挙げるものはいちいち納得ができる。田舎の閉塞感。うんうん、もっともだ。だが、それらはすべて裏切られる。登場人物だけでなく、こっちまでドキっとするような裏切られ方だ。そして、その一瞬のうちに起こる内面の葛藤を、説明的でなく、本当に映像だけで描かれている。

見た後にいやーな感じになるけれど、それだけいい作品だってことだなあ。

[映画] 『劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE [DVD]』

ヒドいなあこれ。お前ら宇宙をなめるな。ドレイク弱すぎ。それに簡単に時を越えられちゃうもんだから、時の流れとかもうグダグダになっちゃってるよー。

まあ、久々にパーフェクトハーモニーのザビーを見れたのは良かったかな。

[本] 『TV ANIMATION のだめカンタービレ OFFICIAL FANBOOK (KCデラックス)』

NANAの横にあったので買ってみたけど、アニメのやつかあ。プリごろ太のミニファイルがついてた。

[本] 『NANA―ナナ― 17 (りぼんマスコットコミックス)』

読みましたよと。字が多い。

[本] 『若者はなぜ「会社選び」に失敗するのか 』

書名の問いには何ら答えてないんだけども、事例を集めたものとしては面白かったなあ。結局、ゴールドマンサックス最強ってことでよろしいか?

ここでは「仕事」「生活」「対価」の視点で有名企業をマトリクスに分けてるんだけども、うーん、これって時勢によって違うんじゃないかなあ。なので、一番最初に自身に問うべきことは、一社に骨をうずめたいかどうか(p.39)、なんだろうね。そこが狂うと、すべてが狂うので。

それとは別に、金融とか出版とかは給料が桁違いなので、ゲンナリとしました。3倍もらって3倍働いて40代であがるのは大変よいと思います。

[本] 『オトメン 』

乙女力がここにも。

追記

やばい。面白い。いわばメタ少女漫画なんだよ。少女漫画は面白いと思わせる少女漫画。これはぜったいドラマになるね。乙女力の高い人は必読。

[本] 『論理的思考の技術―「考える脳」をつくる50の方法』

池谷さんが「推薦のことば」を書いてるので買ってみたが、おもしろくなかったよー。どっかで聞いたことのあるよーな話ばかりでした。

[本] 『オープン・スペース・テクノロジー 』

ファウラーの記事で知った「オープン・スペース・テクノロジー(OST)」。参考文献にある原書を買ったまま放置してたら、いつの間にか日本語訳が出てたよ!ぐあッ!(平鍋さんに教えてもらった)。

で、早速読んでみたところ、話が冗長すぎて面白くなーい。たまに有効な話はでてくるんだけど、全体的につまんない。エッセンスが大切なのであって、長々とした説明は必要ないと思った。それこそbliki程度の長さでいいんじゃないか。

以下、エッセンス。

[p.12] 輪や呼吸、掲示板、そしてマーケットプレイスがあれば(以下略)

「輪」になることが重要だというのはいいなあ。
この点はblikiの記事には欠けている。

あと気になったのは、識者がいない状態で本当にこれが機能するのかってことかなあ。課題を抱えたまま終わったりしないかなあ。

[本] 『マインドマップ(R)for kids勉強が楽しくなるノート術』

こりゃないわ。算数とか英語とかこじつけだもの。地理にいたっては、そのまま覚えたほうがよくね?

試み自体はいいと思うんだけど、形にしたら変になった、みたいな。

[本] 『こんな僕でも社長になれた』

こういう系の本ってだいたいクソつまんねーんだけど、これは面白かったなあ。力の抜き方がいいなあ。雰囲気がいい。

[映画] 『ヒストリー・オブ・バイオレンス [DVD]』

ストーリーがよくない。もうちょっとヒネリが欲しいところ。フトした瞬間が、本当にフトし過ぎる。何のトリガーだよ。説明不足だけど、説明したところで大して面白くないんだろうけども。

映像はいいなあ。すばらしいなあ。グッシャリって感じだ。

でもまあ、アラゴルンが普通な人わけねーだろ、とは思う。

あーあとあと、奥さんがチアリーダーの格好で出てくるんだけど、何の罰ゲームかと思ったよ!

[本] 『最強伝説 黒沢 (11) (ビッグコミックス) 』

あーこんな結末だったのか。最初の頃のほうが面白かったなあ。

[本] 『漂流教室 (1) (小学館文庫 うA 11)』

最終巻の6巻まで。かなりいいんだけどちょっと長いかなあ。途中から敵を作る必要が出てくるのは仕方ないとはいえ、ちょっと冗長。もっとコンパクトにまとめられたように思う。時間を越えて物が届くという発想は面白いなあ。なんだそれ。

[本] 『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判 3 (映画秘宝COLLECTION 37)』

映画秘宝を立ち読みしてたらファビュラス・バーカー・ボーイズの連載が最終回だっつーので、隣に置いてあった本書を購入。「ブロークバックする」に笑った。

最近はDISCASの予約リストに登録して満足しちゃって、まったく映画(DVD)を見てないのでよくなーい。けどやっぱり時間がないので、本書で気になった映画はDISCASの予約リスト行きにしとく。

まだ公開してないやつだと「素粒子」。

それにしても最終回かあ。さびしいなあ。

[本] 『デザインする技術 』

「これはすばらしい」とmixi日記に書いたら、アサマシ始めぬうちにみんなが購入し始めるもんだから、とりあえずアサマシだけはしとく。感想はあとで書く。とりあえず、非デザイナにとってはすばらしい本であることには間違いないから。

[本] 『デキる社員は社長を使う! 幹部社員のための社長の「使い方」と「仕え方」』

あたりさわりのない話がだらだらと書いてあるなあ。平和だなあ。

そもそも就職することは社長についていくことなんかじゃねーよ、と思うのだけ
ど、どうなんだろう。少なくとも自分は社長なんか関係ないと思っているんだけ
ども(良くも悪くも)。

会社が大きかったときは(当然のことながら)まったく関係なかったわけだけど、
今みたいに会社が小さくても、やっぱ関係ないわーと思ってる。

だからといって
社長のビジョンとやらに価値がないとは全然思ってない。むしろ絶対にあったほ
うがいいと思ってる。だけど、あんまり大したビジョンにならないことが多いの
で、そんなに期待もしてない。

[本] 『仕事の哲学 』

ドラッカーは大好きなんだけど、こういう「いいとこどり」なものは大嫌いなのでこれまで避けてたんだけど、引用するための索引として利用する分には便利ダナー。

うっはwwwやべーwwwwって思ったのがあったので引用。

組織において成果をあげるには、自らの価値観が組織の価値観になじまなければならない。同じである必要はない。だが、共存できなければならない。さもなければ心楽しまず、成果もあがらない。

どうしたもんかな。

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