[本][Java] 『Javaを独習する前に読む本』
Javaの本かと油断させといて、深い穴へと引きずり込む”アリ地獄”本。怖がらず、迷わず行けよ、行けば分かるさ。穴の主が丁寧なおもてなしと痛快な文章とで、あなたをその穴の虜にしてくれる。
しばしばプログラミングじゃないところで消耗してしまいがちなこの業界。改めて初心に立ち返り、プログラミングそのものや計算機自体の面白さに触れてみるのもいいんじゃないでしょーか。
もちろん、この本の対象者であるプログラミング初心者にとってもオススメ。Javaという狭い道ではなく、もっと広い視野を与えてくれるので、大変有益な本だと思う。”There’s More than One Way” というのは、特定のプログラム言語のなかだけに存在する話ではない。プログラム言語の選択にさえ、それは有効なのである。まずは p.192 の「Javaバーチャルマシン一問一答」を読み、本書がなぜ「独習する前」に読む本なのかを痛感してほしい。
本書で紹介されてた本(の中からぼくが興味を持ったもの)…という名のアサマシ
- 『はじめて読む486 』
- 『はじめて読む8086』
- 『詳解UNIXプログラミング』
- 『C実践プログラミング』
- 『エキスパートCプログラミング』
- 『オブジェクト指向入門』
- 『計算機プログラムの構造と解釈 第2版』