[本] 『人生に奇跡を起こすノ-ト術

マインドマップ自体は嫌いじゃないんだ。でもこの本はトンデモ本じゃねー?……そう言って売り飛ばしたんだけど、今になってまた気になりだしたので改めて買いなおしてみた。我流で描いていては、ちゃんと機能しとるかよー分からんしね。

で、読み始めて、前回よりも素直に読めるようになっている自分に驚いた。まあ、怪しいっちゃあ怪しいんだけど、それよりもマインドマップをうまく描きたいという欲求が勝ってたみたい。

で、肝となるのは、p.54 にある、どのノートを使えばいちばん講義内容を覚えていられるか?というところじゃないかと思ったのだ。

どのノートを使えばいちばん講義内容を覚えていられるか?

  1. 講義内容をほぼ完璧に書き写したノートを与えられたケース
  2. 講義内容をほぼ完璧に書き写したノートを自分で作ったケース
  3. 講義内容の要約を記したノートを与えられたケース
  4. 講義内容の要約を記したノートを自分で作ったケース
  5. キーワードを記したノートを与えられたケース
  6. キーワードを記したノートを自分で作ったケース

答えは…

(6)。なぜなら、脳には補完しようとする働きがあるから。

「話があるんだけどさあ……ええと……ええと……」

こんなとき、「はよ続き言え!」ってなるのは、この補完しようとする働きのため。何らかのきっかけがあり、それが不完全な形であれば、脳は続きを求めようとする。これを使ったのが、キーワードによるノート術。

なるほどー。これは20:80の法則とかゆって言い換えられることもあるけど、そんな一般的な言葉にいちいち言い換える必要もなかろう。こんなのがあるよーってことだけ認識すればいい。これを認識すると、マインドマップはシンプルになっていく。ノート量が減るっていううたい文句もあながち間違いじゃない。

マインドマッピングに関しては、Wikipediaが詳しかったのでリンクしとく。