[本] 『ウケる技術』
著者のひとりである水野さんに会ったこともあって、改めて読み直してみた(立ち読みではなく、ちゃんと買ってみた)。本書の冒頭にもあるように、すべての愚民はツッコミアビリティを向上させる義務があると思う。すべてはそこから始まるのだと私は信じて止まない。
本書は笑いのパターン本であると言える。そこから学ぶべきことは、デザインパターンよろしく、
- コンテキスト
- フォース
- 解法
の3点のみである。ここに集中することで、ある一定レベルのスキルが身に付くと思われる。読み返してみて、かなりいい本だと改めて思った。
ただし気をつけなければならないのは「サンプルはパターンではない」という点だ。Fowlerもサンプルコードの肝はコードの指し示す「考え方」であって、コードそのものではないと指摘している。
回りくどい言い方してるけど、ぶっちゃけ、この本のサンプルってちっとも面白くないんだよッ!!(でもまとめたのは偉い)