[本] 『天才ファミリー・カンパニー―スペシャル版 (Vol.6) バーズコミックススペシャル』
結局、読み終えてしまったわけだが。まあまあ面白かったと思います。ただ、設定がぬるいかも。ハッカーがどうだの、マネーロンダリングがどうだの、ちょっと子供っぽいです。やるならもうバッチリ、ナニ金くらいやってくれないと。このへんが少年漫画と違うように思いました。逆にいうと、子供っぽい設定のまま突っ切ってしまうのが(もしかすると)凄いのかもしれません。
視点(というか主人公)を永沢チャンにすればよかったんじゃねーの?って思いました。そうすると、上のような詳細をいちいち書くこともなかったでしょうし。まあ、単に当時のITバブルっぽさを描きたかったのかもしれないけども。
『平成よっぱらい研究所完全版 (祥伝社コミック文庫 に 1-1)』に出てきた記述がちらほら見受けられました。「私はイタリア人」とか「Macintosh」とか「ぬかづけ」とかエトセエトセ。ちょっと面白かったです。実生活をまんま書いてんのかよー。
最後に。主人公と同じ年齢だ、俺……。