[本] 『ゆとりの法則 』
前半部分は、capsctrl:DeMarcoNight2004と一緒。ゆとりというか「アイドル時間」を設けることで、次への対応がすぐに出来る。ぶっちゃけていうと、これだけ。途中いろいろとあるけれど、『ピープルウエア 第2版 - ヤル気こそプロジェクト成功の鍵』のほうが実践的かな。
第15章
ISOのような規格はプロセスを定義しているのではなく、インターフェイスを定義しているに過ぎない。インターフェイスを定義することで代替可能を実現し、生活を便利にしている。これがプロセス(ハウツー)を定義するものだとしたらどうか。やべえよ。知的労働において代替可能ということはあり得ないんじゃねーの?ええ?
その際たるものがテーラーリズムだが、テーラーリズムを乗り越えた工場の例がいくつかある。いずれの例でもプロセスに対する所有意識が下の層へ広げられている。プロセスとは企業の資産ではなく、チームの資産なのだ。テーラーリズムの範囲であっても、その効果を考え直す必要がある。
スター社員の例。
第18章
目標管理とは、その指標以外の変数が不変であることが前提。→やめたら?
全然関係ないが
最近のディルバートに良い例が。
- http://www.unitedmedia.com/comics/dilbert/archive/dilbert-20040203.html
引継ぎの話があったけれど
これもディルバートに良い例が
- http://www.unitedmedia.com/comics/dilbert/archive/dilbert-20040207.html
爆笑。